Training Room FUNCTIONの丸山です。
ついに東京オリンピックが始まりましたね。日々繰り広げられる熱戦にTVの前で釘付けになっております。
私は学生時代にハンドボールをやっていたこともあり、ハンドボールに注目しております。
選手・関係者の皆様、陰ながら応援しております。
今回はそんなスポーツの祭典に関連し、運動と認知機能についてです。
筋肉を鍛えれば記憶力や学習能力がアップし、脳の老化防止につながるということが最近の研究でわかってきています。
筋力トレーニングをおこなうと脳の短期記憶の中枢である海馬の中にBDNF(脳由来神経栄養因子)が増加するとのことです。
海馬は年齢とともに萎縮していきその結果、記憶障害や認知症のリスクが高まるといわれています。つまりこの海馬の萎縮を食い止めることで認知機能や記憶力の低下を防ぐことができるということです。
そこで登場するのがBDNFです。BDNFは脳や血中に存在するタンパク質の一種で、認知症予防に必要不可欠の存在として広く知られてきています。
このBDNFは脳内の海馬でつくられ、運動をすることで増加することがわかっています。
筋肉を動かすことが増加を促進させるため、運動のなかでも筋力トレーニングが効果的とのことです。(もちろんウォーキングなどの有酸素運動でも筋肉を動かすことは可能です)
長期的に運動をしている人は身体の内面から若さを保っているということなのかもしれませんね。
もちろんこれは年齢を問わず起こる現象です。
「スポーツを頑張っているから勉強は後回しでいいや」という学生も多いのではないでしょうか?
はい。恥ずかしながら私もその一人でした。
このBDNFが運動により増加するということは、スポーツを頑張っている人は勉強もできる人が多い。という考えにもつながります。
文武両道。スポーツ選手でもこれを体現している方が多く、私個人としてはとても尊敬しております。近年の研究で脳と筋肉のメカニズムが解明され「スポーツだけ」では勉強をしない言い訳には使えなくなってきましたね。(私自身に言い聞かせております)
身体や脳は年齢問わず鍛えることができます。
Training Room FUNCTIONでは年齢問わず、お客様の身体に合ったトレーニングを案内させていただきます。
無理に身体を動かすのではなく、楽しみながら運動し日常生活がより良くなる。そんな身体づくりのサポートをさせていただきます。
トレーニング内容や身体に関するご相談も随時受け付けております。
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