Training Room FUNCTIONの丸山です。
すっかり久しぶりの投稿になってしまい反省しております。
前回のブログ(自宅でトレーニングを継続させる秘訣はとは!?)から約1年。
昨日のことのようですが時の流れは年々早く感じますね。(笑)
これからは定期的に投稿できるように精進いたします。
さて私がブログの投稿をサボっているうちに季節は進み、秋を通り越し冬が近づいてまいりました。
年末にむけて日常や仕事が忙しくなってくるころですが、疲労回復に取り組めていますか?インフルエンザやコロナが流行しておりますので疲労を回復させて免疫機能を低下させない身体づくりが重要になってきます。
そこで今回は疲労回復方法の一つであるアクティブレストについてのお話です。
アクティブレストとは「積極的休養」のことで軽めに運動をすることで身体の疲労を取り除く方法です。
疲れているときに運動なんて。と思われる方もいるかと思いますが、ハードな運動ではなく血流を良くする程度の軽い運動が効果的です。
疲労回復には「安静・休養・睡眠」が効果的とされており、一般的にもよく取り入れられていると思います。
もちろんこれらは効果的であり、特に睡眠時は成長ホルモンが分泌されそれによっていわゆる「体力の回復」につながるといわれております。
しかし身体を動かさない安静状態を長く続けてしまうと血流量の低下につながり、逆に身体のだるさを引き起こしてしまいます。
更に同じ姿勢で長時間過ごすことにより肩こり、腰痛の原因となり得ます。
そこで推奨されているのがアクティブレスト「積極的休養」です。
アクティブレストによる効果
1.血流量改善による疲労物質の排出
軽度の全身運動をおこなうことで呼吸循環器系を刺激し身体全体に酸素が行き届きやすくなります。
さらに全身運動により刺激された筋肉が血管の収縮にも影響を及ぼし全身の血流量が増加します。
これにより血流中の老廃物・疲労物質が循環されることにより疲労の蓄積を軽減します。
2. 全身の筋肉を動かすことにより疲労しにくい身体づくり
アクティブレストは毎日ではなくても週に1~2回おこなうと効果的です。
運動の継続により普段刺激されていなかった筋肉が活動的になりまずは神経系の好機反応が起こります。
筋肉の神経系が反応すると全身の筋肉がより活動的となり身体が動かしやすくなります。
これにより継続的な運動が可能となり筋力アップ、体力アップへとつながり疲労しにくい身体へと近づきます。
3. 幸せホルモン「セロトニン」の分泌
脳内神経伝達物質であるセロトニンはストレスなどで減少し、不足した状態では不眠やイライラなどの症状が現れます。
アクティブレストのような軽い運動でセロトニンの分泌量が増加することが分かっており、自律神経の安定化につながりストレスやイライラの解消に効果的です。
アクティブレストの具体例
- 20~30分のウォーキングやサイクリングなどの有酸素トレーニング
- ラジオ体操などの大きく動かすストレッチ
- 低強度高回数の筋力トレーニング
上記種目が疲労回復に向けたアクティブレストとしてオススメです。
注意点としては<息が上がらない程度の強度><気軽に実践できる><呼吸を止めないようにする>この3点を意識して実践してください。
FUNCTIONではダイエットや筋力アップだけでなく日常での身体の動きが良くなる運動を推奨しております。
身体のお悩み等ありましたら是非お気軽にご相談ください。